19 区 Micheline ホームステイ
PHOTO ALBUM
A PARIS avant
こんにちはマサです。ミシュリンの家にホームステイをしています。
ここミシュリンの家はパリ19区にあります。最寄駅はメトロ11番線のテレグラフ駅。駅から家までは徒歩3分といった好立地です。メトロ11番線はレピュブリックを通りオテルドヴィル、終点がシャトレととても便利です。
ミシュリンの家はここパリではとても珍しいテラスハウス。(玄関が外に面している多層階の住居)最近日本でもこの形のアパートが流行っているようです。なのでまるで1軒屋のような住みごごち。ミシュリンの家の面している通りは自動車が通り抜け出来ない道で、大都会とは思えないほど閑静です。
1階はミシュリンのアトリエ。2階にキッチン、ダイニング、リビング。3階にゲストルームとバスルーム、サービスルームのような空間とテラス。4階はミシュリンの部屋があります。ゲストルームは10畳くらいあるでしょうか、とても広いです。もちろんベッドやデスク、タンスにクローゼットも完備です。通りに面した一面は窓になっていてかなり開放感があります。家の中には様々な観葉食物があり、バスルームにはいつも花が飾られています。キッチンやバスルームは共有で、好きな時に使って大丈夫です。
家主のミシュリンは南フランス、ニースの近くの出身です。いつも笑顔で気さくに接してくれます。そして猫が大好きです。家にはかわいい猫がいるので1日の疲れを癒してくれます。猫好きにはたまらないステイ先です。
大都会にいながらもその喧騒を感じずにゆっくりとした時間が過ごせるミシュリンのホームステイ。とてもおすすめです。マーク、良い物件を紹介してくれてどうもありがとう!
A PARIS APRES
19区 Michelineホームステイ
私は2016年7月から2017年6月までの1年間ワーキングホリデービザでパリに住んでいました。
そこで以前より渡仏のさいは頼りにしているマークに物件の紹介をお願いしました。
そして紹介されたのがパリ19区、11番線テレグラフから徒歩2分のミシュリンのホームステイです。
家の前は車が通り抜けできない道のため交通量が少なくパリ市内とは思えないほど毎日静かです。
家はパリでは珍しいタウンハウスです。かわいらしい庭を通り玄関に入ると正面に階段、左手にミシュリンのアトリエスペースがあります。階段を上がって1階に大きな居間、そしてダイニングとキッチンがあります。キッチンの天井はガラス張りになっていて陽の光が入ってきます。そして2階にはゲスト用の寝室(畳10畳程の広さ)とバストイレ(3点ユニット、バスタブあり)があります。家主のミシュリンの寝室はその上3階にあります。
寝室は広くて綺麗、日当たりもバッチリです。ダブルベッドにチェスト、ワードローブ、デスクと必要な家具は一通りあるので入居後すぐに普通の生活がスタートできます。居間、ダイニング、キッチン、バス、トイレは共同です。特に使用制限は無く、常識の範囲内であればいつでも自由に使用可です。洗濯機はキッチンにあります。パリでは洗濯機が無い物件も多く、家に洗濯機があるのは大変助かります。
家のインテリアもミシュリンの趣味で統一されていてとても趣があります。そして家の外と中にはグリーンが沢山ありとても癒されます。そしてこの物件の最大の特徴は可愛い猫が居ることです。バーマンという種類でとっても愛らしいです。性格も穏やかで見ているだけで癒されます。ミシュリンはよく「Mon petit canard」などと言って可愛がっています。
ミシュリンは南仏出身のとても気さくなマダムです。質問にも丁寧に答えてくれます。また、ミシュリンとのコミュニケーションはフランス語のみなので、フランス語の上達にもとても助かりました。
パリ19区のミシュリンホームステイは本当に快適で、このままここにずっといたい!と思ってしまうほど素晴らしい物件でした。次回パリに行く時も必ずミシュリンのお家に泊めさせてもらいます。
いつも安心、安全、清潔な物件を紹介してくれるマークには感謝ばかりです。ありがとう、マーク。
そしてこれからもよろしくお願いします。
2017年7月
Masa
Parte Un
みなさま初めまして。マサと申します。
この度は私がフランスへワーキングホリデー(以下ワーホリ)に行くまでのステップをご紹介いたします。
私は現在30歳です。え、ワーホリって30歳まで行けるの!?と思いますよね。実はフランスの場合、ワーホリビザ申請の時30歳までであれば行けます。31歳はアウトです。
実は私はこれまでフランスに4回旅行しています。初めてのフランスは2005年、19歳の時。デザイン系の専門学校に通っていた当時のマサは、その学校の研修旅行で1週間パリに行ってきました。初めての外国。初めてのヨーロッパ。初めてのフランス。初めてづくしの1週間。とはいえ学校のツアー旅行です。王道の美術鑑賞を一通りこなしたにすぎません。とはいえそれは大変刺激的で。え、街並みすごい。え、パリすごい。え、フランスすごい。なにこれすごい。の連続です。初めてのパリ1週間。たかが1週間。そんな少しの時間じゃフランスの事は何にも理解できません。ならば、お金を貯めて今度は長いこと行ってみようじゃないか。そのホンノちょっとした気まぐれにも似た思いが、今回のワーホリ渡仏のキッカケでした。
Parte Deux
2度目の渡仏は初めての渡仏から2年後。2007年の暮れから2008年の2月までの3ヶ月間。この頃は日本円がとにかく安く、確か1ユーロ160円とか。もう少し高いときもあったかもしれません。このときのテーマはとにかく羽を伸ばす!3ヶ月間仕事もせずにとにかく観光していました。ま、観光ビザなので働いたらダメなんです。それに当時はフランス語力ゼロ。英語力0.5くらいです。今考えたらよく行ったもんだなぁてなもんです。そしてその時に出会ったのが今や親友のmarcです。3ヶ月間の間ずっとホテル暮らしは経済的に不可能。アパートを借りようと思って夜な夜なネットで探していたところ、marcのHPにたどり着きました。他の不動産屋と比較すると断然手頃だったことと、さすがパリジャン!パリ中にコネクションがあってなんだか楽しそう♪そんな理由でmarcの物件を借りました。実際marcに会った感想は優しい!楽しい!パリジャン!の三拍子でした。さっそく意気投合し、marcのフォローもあって楽しい3ヶ月間を過ごすことができました。
Parte Trois
3度目の渡仏は2010年に2週間。4度目は2013年に2週間。いずれもmarcにアパートの手配をお願いしました。やはり個人でやっているだけあって、こちらの旅行の計画を説明するとつぶさに助言をくれます。ありがたい存在です。
4度目の渡仏から帰国後、私は抜け殻のようになっていました。当時の仕事が少しハードだったこともあってか、年齢的に(当時は27歳)将来のことを真剣に考え出していたからか、フランスに対する想いが単なる観光に留まっていないことを自ら再認識したからか、どこか心ここに在らずな状態に陥っていました。そんなモヤモヤを払拭するためにも一念発起!お金を貯めてフランスにワーホリに行こう!
そう心に決めてから行動に移すまでは極めて早かったです。まずは転職活動。いまの環境ではポテンシャルが保てないと思ったからです。そして転職先もフランスにどこか関係のある仕事を。ということで、それまでのインテリアのお仕事からワインショップへの転身を遂げました。
Parte Quatre
ワインショップに転職してからはそれはそれは豪速で日々が過ぎて行きました。
ワインの知識の無い私は、知識の習得を目的としてワインエキスパートの資格取得のため勉強を始めました。それと同時に御茶ノ水にあるアテネフランセという語学学校に週1回通いだしました。仕事プラス勉強×2の日々です。とってもしんどいと感じる時もありましたが、努力したかいあってワインエキスパートの資格を取得しました。そしてやはりきちんと語学学校に通いだしたこともあり、フランス語をまともに理解できるようになってきました。それまで行動に移せていなかった自分が嘘のように目標に向かって切磋琢磨しだしました。
Parte Cinq
2016年、30歳になりついにワーホリビザの申請の時がやってきました。
ビザ申請に必要な書類や申請の流れはフランス大使館のHP(http://www.ambafrance-jp.org/-Japonais-)にのっていますのでそちらをご参照ください。
必要書類の中でも気をつけないといけないのが・銀行の残高証明書 ・健康診断書 ・志望動機作文 の3つです。銀行の残高証明書と健康診断書はビザ申請時から過去1ヶ月以内のものしか有効ではありません。なので前もっての準備ができないんですよね。そこはカレンダーとにらめっこして日程を調整するしかありません。私もそうでしたが仕事をしながらだと思うように準備が捗らないものです。スケジュール管理は大切ですね。
志望動機作文はとにかくフォーマットの罫線が細いのです!なのでそれにともなって書く文量も多くなります。要点を絞れば書けると思いますが。時間と体力に負担が掛かることは間違いありません。そう、なぜならばこの作文は手書きオンリーなのです。
その他にも用意しなくてはいけない書類が多いのと、それぞれの書類に関する条件もあるので、HPからダウンロードできる「申請書類チェックリスト」をよく読み込む必要があります。たとえば作文は日本語でも良いけど「滞在中の計画書および履歴書」はフランス語または英語で作成だったり。しかもこの計画書と履歴書はフリーフォーマットなんです。逆に困りますね。ですが端的にシンプルに作ればOKです!
Parte Six
そんなこんなで激動の書類作成を乗り越え、次なるは広尾にあるフランス大使館へビザの申請に行きます。ビザの申請には予め予約が必要です。大使館のHPから行えます。残念ながら予約画面は日本語がありません。英語かフランス語の画面です。案内通りに入力していけばまず間違えません。
そして申請当日。私は午前11時から予約をしていましたが10時半くらいに着いてしまい特に近くに何も無いのでビザ申請所に入りました。空いていたせいか?すんなりと入れてくれました。そして早々に名前が呼ばれ、サクサクと書類に不備が無いかどうか確認され、指紋と顔写真が撮られ、申請完了です。この時にパスポートも預けます。審査期間は1週間。繁忙期は2週間くらいかかるそうですよ。ヤキモキしながら結果を待ちます。ちなみに審査の進捗状況はビザ申請の予約と同じ所で確認できます。その画面で審査終了と出て、且つ申請から1週間経っていたら受け取り可能です。ですが、実際にパスポートを手にする時までビザが発行されているかどうかはわかりません。ヤキモキしますね!私は幸運にも?返ってきたパシポートにビザが付いていました。この時の安堵と言ったら言葉になりません。もちろん書類には一切不備がなかったので、落とされる要素はありませんでしたが、こればっかりは確証を得ることはできないことです。
Parte Sept
ここで注意点があります。実はビザ申請書の一つ「長期滞在ビザ申請書」の中に滞在先住所の欄があります。ここが実は大事で、ホテル滞在ならばそのホテルの住所と名前、連絡先。部屋を借りるのであればその部屋の住所とオーナーの名前と連絡先。ホームステイならばホストの名前と住所と連絡先が必要になります。ワーホリで行っている間の1年間全ての滞在先を記入する必要はありませんが、ここが未記入はあり得ないようです。
なので、私はビザ申請のかなり前からmarcに相談をし、宿泊先を予約していました。ビザがもらえるかどうかわからないのに予約するのはなんだか気が引けますよね。ですが、滞在先がしっかりしている。これが重要なのです。なので、進められることはできる限り早く進める。これが鉄則です。
Épilogue
さて、私がワーホリに行くまでのあれやこれやを書き綴ってまいりました。同じくワーホリ渡仏を計画していらっしゃる方がおられましたらこちらをほんの少しでも参考にして頂けたら幸いです。出発を目前に控え、楽しみな気持ちと不安がない交ぜではありますが、行かないよりは行くことを選択した以上後悔の無いように1年間のフランス生活を120%満喫してきます。
長くなりましたがこのあたりで失礼いたします。
マサ